及川総合会計事務所(奈良県)
及 川 健 太
及川先生(以下、先生) 所員も若いですよ(笑)。今、私を含めて11名いるメンバーの平均年齢は、30代半ばくらいです。
お客様のメインは法人ですが、規模や業種は様々ですね。
仕事の中身も、税務・会計にとどまりません。労務だったり融資や補助金関係の相談だったり、とにかく初めから「それはできません」というのではなく、
まずはお話を聞いて、ともに解決の道を探っていく、というスタンスでここまできました。
若いからというわけではないのですが、みんなフットワーク抜群ですよ。
お客様から相談を受ければ、たとえ確定申告で猫の手を借りたいくらいの忙しさであっても、飛んで行って話を聞く。
「忙しい」というのはあくまでもこちらの都合で、お客様には関係のないことですから。
先生 特殊な専門分野に特化するやり方もあるのでしょうが、当事務所はそうではありません。あえて言えば、「何でも来い」(笑)。 そうした姿勢が評価されたのか、おかげさまで紹介を中心に、お客様は着実に増えています。
― 顧客は奈良県内が中心なのですか?
先生 事務所のある生駒市というのは、大阪との境に位置しているんですね。ですから、奈良県の南部などに行くよりは、大阪に出る方が近いのです。 結果的に、6~7割は大阪のお客様ということになっています。 もちろん、ホームページなどを通じて、地元の市場開拓にも意識的に取り組んでいます。
先生 そうですね。それも、あくまでも結果としてそうなっているのですけれど。
そもそも「創業します」といっても、どこにどんな書類を出したらいいのかさえ、多くの人がわからない。税金はどうする、労務関係はどうしたらいいのか?
ひとことで言えば、そうした手続き的な部分は全部うちで引き受けますから、お客様は事業の立ち上げ、営業に専念してください、というのが当事務所の創業支援サービスのコンセプトなのです。
右も左もわからないお客様の相談窓口、創業の個人的な悩みまでうかがう「相談相手」を目指しています。
当たり前のことですけど、創業期ってその会社にとって1度きり。そこに関わるのですから、大きな責任を感じるのと同時に、非常にやりがいのある仕事でもあります。
会計にしても、自由に1から作っていける。創業者といっしょに事業を起こしていくのは、掛け値なしに楽しいですよ。
― この事務所に来たら、そういう仕事もできるわけですね。欲しい人材は?
先生
私自身、就職のときに、この世界に飛び込もうか金融機関などに行こうか、迷ったことがあったんですよ。
そこで業界のことを調べたら、いろんな業種や規模の会社のトップに直接会って仕事ができます、と書いてある。
それは面白そうだと感じて会計の道を選んだのですが、まさに“当たり”でした。
しかも、役に立てれば「君のおかげでうまくいったよ」とストレートな反応がいただけるわけです。
来て欲しいのは、そんな仕事に喜びを感じられるタイプの人ですね。
お客様と会って話をして、その方の抱える課題を解決していくという、「コンピューターにはできない仕事」に興味のある方、大歓迎です。
― 最後に、事務所の今後の目標をお聞かせください。
先生
お話ししてきたような役割を強化するためにも、事務所の規模をもっと大きくしたいですね。目標は、「奈良でトップ」。人員的には30~40名程度を目指しています。
同時に「何でも来い」精神を維持しながら、将来的には事務所機能の専門化も課題かなと考えています。
例えば、お客様から実際に寄せられる相談には、労務関係のものがとても多いんですね。
ですから、その分野を部門として切り分けるようなことも、必要に応じて検討していきたいですね。
おわかりのように、うちは若くて成長過程にあります。まさにその未来をいっしょに創ってくれる方を求めています。
及川健太(おいかわ・けんた)
及川総合会計事務所 所長 税理士。
奈良県生駒市出身 / おひつじ座 / O型
趣味 : のんびりお風呂に入ること
座右の銘 : 一期一会